僕は、50歳になったら、もう若者にアドバイスをすることはやめよう、と若いときから考えていた。若者は、そんな年寄りの意見なんか求めていない、と若いときの僕は感じたからだ。今、その歳になってみて、(時代差が少ないという条件からか)そんなこともないかな、なんて楽観的に思わなくもないけれど、しかし、やはり若いときの自分の感覚に倣おうと思っている。日記の公開は(ファン倶楽部会員限定の時期も含めると)12年間、毎日続けてきた。これをやめて、インタビューなどもすべて遠慮し、来年から公の場に出ないことに決めたのは、そんな判断からである。まあ、簡単に言えば、「50歳過ぎたら、黙っていた方が良い」とまえから決めていた、ということ。余計なことに口出しして、恥ずかしいことばかりしてきたのだから、最後くらい、格好をつけたいだけだ。

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